RPAエンジニアの雑記

RPA(Blue Prism)について色々記載してます。

(BluePrism)Web API 再検証 ~認証編~

ご無沙汰しております。おむおむです。
プロレス四天王の中では小橋建太が一番好きです。

春は出会いと別れの季節、
私も何かと変化がありました。

意思決定に至った経緯とかは
いずれ書くかもしれないし、書かないかもしれません。

一応このブログはアウトプットの場として
細々と続けていく予定なので、引き続きよろしく☆

とりあえず今後の人生で
二度と転職と引っ越しを同じタイミングでしない
強く心に決めました。 手続きに押しつぶされて死にそうでした。

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はじめに

今回から何回かに分けて、Blue Prism v6.4ぐらいからリリースされた
Web API機能について書いていきたいと思います。

過去の記事でもちょこっと触れてはいるのですが、
Poke API という認証が不要なAPIを使っていて、
実務で使えるレベルの理解ができていなかったので、
ちょっと細かめに見ていきたいと思ったのがきっかけです。

このシリーズでは Twitter API を使用してみたいと思います。
なお、本筋とは関係ないので、Twitter API 自体の使用方法については
省略させてもらいます。

テキトーに利用申請方法をググって、
テキトーにcurlとかで叩いてみてください。
developer.twitter.com


Web API機能とは?(おさらい)

Web API 機能は、その名の通り
Blue Prism で Web API を操作するための機能です。

システム->オブジェクト->Web APIサービスから使用できます。
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URLエンドポイントごとにアクションを作成し、
スタジオで通常のオブジェクトと同様に
アクションステージから呼び出す形で使用することができます。
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Web API で認証情報を使用する

ここまでは前も紹介した内容でした。
ここから、ちょいと踏み込んだ内容にしていきたいと思います。

Blue Prism では、通常のパスワードと同様、
Web API の認証に使用する
各種認証情報をセキュアに管理することが可能です。

あまり使う機会はないかと思いますが、
認証情報のプロパティにある「タイプ」のプルダウンから
様々な認証情報を選択することができます。
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詳細はこちらから。
bpdocs.blueprism.com

ちなみに今回は、特に使用頻度が高いであろう
OAuth 2.0 (クライアント認証)Bearer 認証について書いてみます。
JWT や Basic について気になる方は自分で調べてね☆


使ってみる

では、実際に使ってみましょう。

なお、今回は Twitter API の v2 を使います。
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Call するのは、GET の /2/tweets/search/recent です。
こいつを使って、
私の Twitter のアカウントのツイートのデータを
最新のものから10件取得しようと思います。
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ちなみにURLクエリパラメータは、
URLエンコードしてもしなくてもどっちでもいいようです。
:(コロン)でも%3Aでも問題なくできました。

OAuth 2.0 (クライアント認証)

まずは OAuth の方から使ってみます。

認証情報

認証情報はこんな感じ。
通常の認証情報同様、
この認証情報を使用する API を呼び出す
プロセスやユーザ、リソースに対して
適切なアクセス権を付与することをお忘れなく。
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Web APIサービスの設定

API の名称の下の階層にある
共通認証」から、認証タイプと認証情報を選択します。
そしてトークン発行のエンドポイントとなる URIを入力すればOKです。
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Bearer

続いて Bearer 認証です。
ほぼ同じです()

認証情報

こんな感じです。
Bearer Token をコピペします。
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Web APIサービスの設定

OAuth の方と同様に、
「共通認証」から Bearer を選択します。
Bearer Token は持ってるだけでOK!というやつなので、
認証用の URI などは不要です。
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動かしてみよう

動かしてみた結果がこちらになります。
(n分クッキング的な)
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ちゃんと結果が返ってきてますね。
やったぜ☆

まとめ

トークンとかもセキュアに管理できるぜ
・やっぱり通常のオブジェクトみたいに使えるのは便利だぜ
JSON Path 毎回忘れちゃうぜ

次は完全に自分への備忘録として
JSON Path 記法について書こうかな。
(時間があるとは言ってない)