RPAエンジニアの雑記

RPA(Blue Prism)について色々記載してます。

(BluePrism)プロセスを任意のタイミングで実行させたい~Part2/2~

こんばんは、おむおむです。
前回の記事の続きです。
newgraduate19-rpa.hatenablog.com
一応getauthtokenコマンドを使用してトークンを取得するところまで出来ました。
今回はその続きから書いていきますよ~

説明し忘れていたこと

その前に、前回でさらっと説明し忘れていたことが2点ありまして、、、

%20ってなんやねん

1つ目は、「%20」の扱いです。
URLの文字列内では、一部の記号をエンコードして表す必要があります。
www.seil.jp
なので、%20という表記があったら「半角スペースの代わりなんだな」と
読み替えていただければ。orz

認可ってなんやねん

リソースPCコマンド
上のリンク、製品ヘルプ内の各コマンドの説明の中に
認可:Authed認可:任意などの記述があったかと思います。

さらっと流してましたが、これが「Authed」の場合、
そのコマンドを使用する前にユーザ名とパスワードを入力して
ユーザの認証を行う必要があります。

つまり、
http://<リソース名>:<ポート番号>/user%20name%20<ユーザ名>&password%20<パスワード>&<コマンド>
のようにしてあげる必要があるということですね。
めんどくさい
こちらも説明忘れてましたスマソ
f:id:newgraduate19:20200407170047p:plain

セッションを作成する

さあ本題に戻っていくぜ!

トークン取得後は、そいつを使用してランタイムリソースへセッションを作成します。
今回のようにセキュリティレベルが高い状態の場合は、
createasコマンドを使用します。
createas%20<トークン>%20<プロセスID>というコマンドを送信します。
ちなみにプロセスIDはgetauthtokenで使用したのと同じやつね。

http://BP:8181/user%20name%20admin&password%20<パスワード>&createas%20<トークン>%20<プロセスID>
USER SET
USER AUTHENTICATED
SESSION CREATED : a1af7a59-825c-471e-bddf-d909073b1919

やったあ!
コントロールルームを見てみると、
確かにセッションが保留中で作成されていることが確認できます。すごい!
なお、このセッションIDは後ほども使用するので控えておきましょう。

実行!!!

さあセッションが作成出来たらあとは実行するのみ!
保留中のセッションを実行するには、
startasコマンドを使用します。
startas%20<トークン>%20<セッションID>の形式で指定します。
さあさあ実行だ!

http://BP:8181/user%20name%20admin&password%20<パスワード>&startas%20<トークン>%20<セッションID>
USER SET
USER AUTHENTICATED
ERROR:認証エラー:トークンは期限切れです

f:id:newgraduate19:20200407171747p:plain
そう、一度使用したトークンは期限切れとなって再利用できないのです。。。

トークンを取得しなおして再チャレンジ

こんなもんじゃめげない!あと少しなんだ!
再度getauthtokenコマンドでトークンを取得してから再チャレンジじゃい!

http://BP:8181/user%20name%20admin&password%20<パスワード>&startas%20<トークン>%20<セッションID>
USER SET
USER AUTHENTICATED
STARTED

f:id:newgraduate19:20200407173535p:plain

実行できた・・・やったぜぇ

あとはこれをバッチファイルに書き起こすのみ!
この記事だけじゃ書ききれねえ。。。

もう1記事書きます☆

まとめ

・getauthtokenで取得したトークンは一度使うと失効するよ。
・createasでセッション作成、startasで実行するよ。

最後の記事はたぶんBP要素薄めです。。。