RPAエンジニアの雑記

RPA(Blue Prism)について色々記載してます。

(BluePrism)Login Agentことはじめ ~その4 構成を変更する~

長かったLogin Agentシリーズもこれが最後(の予定)。
そこまで普段使うことはないかな、とは思いますが、
何か問題が発生した際のエラーの特定なんかに一助出来たら。

 

configファイル

Login Agentサービスのconfigファイルは、
C:\ProgramData\Blue Prism Limited\Automate V3内の
LoginAgentService.configです。

 

中身はXML形式で書かれてますね。

f:id:newgraduate19:20200119114658p:plain

 

インストール時に接続構成名を入力していない場合は、
インストール後に<dbconname>の<value>のところに追記する必要があります。
ほかにもポート番号を変更したりも可能です。

 

あ、ちなみにポート番号は、通常のRRと同じ番号で問題ありません。
「ポート番号バッティングしたらエラー出るんじゃないの?」と
思われる方は前回の記事へGo Back toしてください

newgraduate19-rpa.hatenablog.com

 

Login Agent RRは、ログオン時に動作を停止し、
そのあとに通常のRRが起動します。
つまり、時間差で指定されたポートをリッスンしに行くのでエラーは発生しません。

ファイアウォールいじいじしなくてよいので楽ちんですね!

 

突然増殖する謎のファイル

不穏なタイトル、、、

 

実は、Login Agentインストール後、C:\tempというフォルダが素材すると、
大量のファイルが生成されていきます。

f:id:newgraduate19:20200119120951p:plain

ぐええ

 

正体は、Login Agentのログファイル。
かなりの頻度で作成されていくので、容量が小さいとはいえ
ドライブを圧迫しますし、何よりフォルダが汚れていくのが嫌ですよね。

 

これを改善するには、tempフォルダを削除してしまうか、
もしくはレジストリの値を変更する必要があります('Д')

 

レジストリいじいじ

レジストリエディタを開いて、以下のパスに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Blue Prism Limited\LoginAgent

f:id:newgraduate19:20200119121802p:plain

 

LogFileDirは、ログファイルの出力先、
LogLevelはログの粒度を設定しています。

0は無効、1はエラーメッセージ、2はデバッグメッセージ、4はトレースメッセージ、
組み合わせたい場合は各数値を合算して指定します。

(ドキュメントは「デフォルトは0」と書いているが、恐らく7では...)

 

まとめ

・Login Agentの設定内容を変更するには
 configファイルやレジストリをいじいじすることが必要。
・特にレジストリは下手にいじるとOSがクラッシュするから気を付けてね

 

長かったLogin Agentシリーズもこれにて終了!
まあ詳しくはドキュメントとかPortalのFAQ読んでね!以上!