RPAエンジニアの雑記

RPA(Blue Prism)について色々記載してます。

(RPA)RPAについて色々お話してきました

タイトルの通りです。

2020/02/09に、ベンダーの中の人、エンドユーザ、代理店の人間で
RPAについておしゃべりしてきました。

うろ覚えですがその時の内容をここに書き残しときます。
主観バリバリ入っているのでご容赦くださいまし。

 

 

美人OLとイケメンサラリーマン

開口、もとい邂逅いたしました。

twitter.com

'19新卒金髪美人OLです。ウソじゃないです。

このプロフィールが本当なのかどうか、実際に合ってみるまで分からない、
シュレディンガーのおむおむ」という素晴らしいフレーズが飛び出ました。

 

ロボの実行状況はどうやって管理してる?

ツールによっては、開発・実行用と管理用とでツール自体が分かれているものもあるわけで。
そしてその場合は往々にして管理用ツールがお高い(´;ω;`)ウゥゥ

その場合はタスクスケジューラで動かしたりというところも多いが、
なんと完全Attended、すなわち全部手動でロボを実行させているという猛者も...

いわゆるEUC状態になっているので、諸々大変なことになっているようです。。。

 

ドキュメントってどうしてる?

既存の業務をRPA化するにあたっての手順書はもちろん、
作ったロボの設計書など、どのぐらいの粒度で作ればよいのか、
変更が入った際に軽微なものでも逐一反映させるべきか、etc...

結論としては、「全部ちゃんと作れ!」ということになりました。

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いくら自分が見やすいと思って作ったロボでも、
ほかの人が見ると、もしくは半年後に自分が見ても、
「何やってるか読み解くのキツいんだが...」となるのは自明の理。

設計書を最新のものにして残しておかなければ、秘伝のタレ状態になっている
マクロと同じような末路をたどってしまうのです。。。

そう考えると、RPAの利点として挙げられている
「業務側のユーザでも開発できる」というのは、言い換えると、
「設計者や管理者を気にせず開発者『だけ』が量産される」
という事態になりかねないのでは( ´_ゝ`)???

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そう考えると、やっぱりBlue PrismのROMの考え方はよくできてんな、と思う次第です。

 

バージョン管理どうするよ

ロボはもちろん、設計書や仕様書などのドキュメントなどの
バージョン管理ってどうしてんの?という話。

gitとか使えれば便利だとは思うんですが、
「インターネット上に情報を上げちゃダメ!」という
根拠が不明なポリシーを持つ会社も多いのが日本の現実であって。
金融系だけでなく、IT系企業でも同じような状況になっているという話を聞き、
日本\(^o^)/オワタという気持ちになりましたよ私は( ´_ゝ`)

 

また、便利機能の紹介ということで、boxでバージョン管理機能をご紹介いただきました。

community.box.com

しゅごい

 

どうやらGoogle Driveにもバージョン管理機能があるようですが、
UXや機能面でもboxの方がイケてるっぽいですね。

support.google.com


ボトムアップでのRPA化ってどうよ

良くないよね。。。

組織内での普及スピードもそうなんですが、何より問題なのは
RPAが部分最適化してしまうということ。

同じシステムを使っていても、入力フォーマットが違っていたり、
運用方法やファイルの命名規則がバラバラだったり...

業務の平準化・ルールの統一・業務の可視化etcから始めて、
トップダウン全体最適を求めていかないと効果でないよねという話。

そもそもRPAじゃなくてええやんという帰結になるかもしれませんし。
何でもかんでもロボにすりゃあええってことじゃないんですよね。

適度な愛情をもって冷静にやっていきましょう('ω')

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今後のRPA業界

あと1、2年は何とかなると思うけど、読めないよね~という帰結でした。
RPA自体はどちらかというと既存の技術を使った発想の転換的なサービスですが、
それに関連する新しい技術(クラウドサービス化、AIとの連携など)と組み合わせて、
現在の「RPA」とは違った名称のサービスになるかもね、とか思ったり。

また、5大ツールのうち4つが.NET Frameworkを使用するようになり、
今使っているツールのお悩みが別のツールのナレッジによって
解決する、なんてこともしばしば(実体験大いにアリ)。

ベンダーの垣根を越えて!
・・・とはさすがに言えませんが、
代理店やエンドユーザはツールや会社の枠に縛られず、
成功のためのナレッジを共有していけるようになればいいよね!

まとめ、というか個人的に思ったこと

なんか悩んでいることというか、直面する課題に関しては、
「Blue Prismがすべて解決☆」とまではいいませんが、
ROMの思想や、ベストプラクティスに準拠すると
ある程度解決できるのでは?と思うのです。

これは今Blue Prismに愛着を感じているから、というわけではなく。

Portalからそこそこの量のドキュメントを落とせるので、
お悩みの方は一度目を通してみると損はないと思います。

portal.blueprism.com

ちょっと文字数多すぎる疲れた眠いおなか減った